Twitterを1ヶ月使った感想とかまとめてみた

Twitter、かなりハマってます。まともに使い始めてちょうど1ヶ月ぐらい経ったので、自分なりの感想とかをまとめてみます。まず、まったくTwitterを知らない方は、まずはこの名文

twitterについて - 殺シ屋鬼司令II

から読まれることをお勧めします。

以下は、あくまで自分はこういう風に使っている、という話なので、基本みんな好きなように使ったら良いと思います。どちらかというと、2ヶ月ぐらい前の自分に読んでほしい、というようなエントリになってます。

始めたきっかけ

いろいろなニュースに出ててちょっと面白そうと思って、だれもFollowに入れずにアカウントだけ取って1ポストだけしておいたのでした。リアルの知り合い(あんまり居ない^^)でも使っているような人いなかったので。それと何が面白いのか正直分からなかったのと、どうも面倒そうだなというのと、ハマるとハマりそうな予感がしていて(やっぱり的中した...)、しばらくそのまま放置していて、アカウント取ったのも忘れていました。

再開したきっかけ

ブログで知り合ったというか、コメントいただいていたりした @coji さんの、動画配信勉強会がきっかけでした。これがちょうど1ヶ月ぐらい前で、実は僕以外全員Twittererだったという。(TwitterユーザーのことをTwittererとかいいます)で、その方々全員をフォローしたりとかしたのが再開したきっかけです。最初Followerって誰入れていいか分からないですよね。とりあえず、有名人を入れろとか、はてなTwitterグループの人を入れろとかあるようですが、とりあえずリアルで合ったことをある人を入れるのが無難な気がします。というのは多少会話がお互い気軽に出来る可能性があるので。でも、有名な人も面白いかなーとか思って、最初ばかすかFollowしました。

たくさんFollow

Followは非常に気軽にできるシステムです。基本相手のページのFollowボタンを押すだけです。mixiみたいに、申請/許可とかも一部例外(protected)を除けば普通ありません。Followをしてほしくない人はTwitterをやっていないと思いますので。で、そうすると、Followされた人は、その人が誰からフォローされた、というのが分かります。相当数(数100とか)Followerが居る人とかだと、もうお腹いっぱいで、とかかもしれませんが、そうでもない限りは、Follow返しと言って、相手からも自分がFollowされることが多いです。基本的にはこの積み重ねでFollwerが増えていくと思います。

雑踏が聞こえてくる

いろんな人のFollowを始めると、みんなのつぶやきが聞こえて(見えて)きます。タイムラインと言って、自分のFollowしている人のつぶやき一覧がリアルタイムに表示されてきます。Webで見ててもいいんですが、日本のユーザーはほとんどの人が、何らかのTwitter クライアントを使って、定期的(1分毎が多いようです)にタイムラインを表示し続けるソフトを使っています。*1

クライアントを使うと、あたかも雑踏のように他の人が喋っているのがリアルタイムで見えてくると思います。内容は様々で、かなりカオスな場合が多いです。これは、タイムラインを全員で共有している、というのではなく、あくまでその人が見えているタイムラインは、その人の物である、というのが主な理由です(ここ結構説明が難しいのですが、このサービスに置いて非常に重要なポイントだと思います)。あとはその人のつぶやきを追っていくと、その人が何を言っているのか分かる場合もありますが、会話している場合もあるので、突然変なことを言っているように見えたりする場合もあります。特に気がふれて変なことを言っている訳ではありません^^

とりあえず 100人ぐらいFollowするといい感じ(ほぼずっとポストが流れ続ける)になるようです。今僕は174人ですが(Botとか多数あるけど)、ちょっと早くなってきたかなあという感じです。多分200を超えるぐらいだとかなり早くなってきて(流し読みでも読み切れない)、何かしらフィルタが必要になるかもしれません。

何書いていいのか分からない

最初はやはり何を書いていいのか分からないのは、ブログと同じだと思います。ただ、もうちょっと心理的に言い訳をしやすい「つぶやく」というコンセプトが大きくあるので、とりあえず適当に、「おきた」、とか、「ねるー」とか書いとけばいいと思います。「What are you doing now」というコンセプトもあるので、いまやっていることを「〜するなどした」とか書くのも一つです。あと今どこに居るとか書く時は、たとえば「渋谷ナウ」とか。このへんはTwitter語かも知れません。基本はFollowしている人のポストを見てれば感覚がつかめると思います。ブログと一緒で、書きたいことを書きます。あたりまえですね^^

会話してみる

これが非常に独特の文化で、一種のブログというジャンルにあっても、非常に特徴づいているところだと思います。しかもこの会話が無いと、多分Twitterを面白いと感じないと思います。基本的には、つぶやきなので、みんな勝手に独り言をつぶやいていればいいのですが、そのつぶやきはFollowerに筒抜けなので、Followerがツッコミたいなーと思ったときには、そのつぶやきにツッコむことが可能です。これは簡単で、ユーザー名の前に@付けたのを行頭に書いて発言するだけです。

具体的に、どの発言に対して突っ込んだかは、リアルタイムでないとあんまり良くわからないようなデザインになっているようなので、それは当事者同士がなにか工夫します(たとえば < や > など、何に対しての発言かを明示する)。でも、分かんなくてもいいかー、ぐらいの、ユルさともいいます。あと、その突っ込みに対しても、ゆるーくスルーするのがデフォルトみたいな文化なので(つまり、当事者間で本当に興味が無いと会話が成り立たない)、無視されても気にしないでOKです。というのもあって、お気軽にツッコむことが可能です。

知らない人との会話

Twitterは「初めまして、自分は・・・」とかそんな文化ではなく、初めて会話する人でもいきなり要件というかツッコみから会話が始められます。(というのも、過去の発言は記録されてて、ある程度どういう人か分かるし、ブログのリンクをプロフィールに張ってあったりとかするので、自己紹介は必要がない)

最初はちょっとドキドキするけどね。多分すぐ慣れると思います。

@n_enotさんが言っていたのが特に僕の心に響いたのですが、「会話の一期一会な感じ」というのがまさに当てはまると思います。人が一期一会ではなく、会話が、です。何かこう、もちろん人と人とが会話しているのですが、話題が会話しているというか、非常に不思議な感覚があります。

ではチャットとは何が違うのか

上記を読んだ方は、じゃ、チャット(IRC, skype, etc)とは何が違うの?という疑問が出ると思います。自分なりにまとめると、大きくは以下の4つでしょうか。

  • ユルい
    • どこまでも. サービスがよく止まったりとかまでする. そんなのまで楽しむのがTwitterer.
  • (みんなが共有している)壁が無い
    • チャットルームに入るとか、退出するとか、そんな概念が無い。コミュニティというのもない。あるのは自分のTimelineだけ。
  • 参加者が多い
    • 様々な人が参加しているというのは、大きいと思います。なぜか自分のFollowingは、結構(大)学生さんが多い気がします。Twitter-userの全体の年齢層とかはよく知りませんが、全体的にも若い子が多い気がします.
  • 話題が広い
    • Followしている人によりますが、いろんな人をFollowすると、いろんな話題が出てきます。自分のよく知っている分野とか、あるいは全く知らない分野の人をFollowしたりすると、全然予想外の話とかが見れてとても面白いと思います。さらに、それは何?とか、ツッコんでみたりとかすると、それだけで会話が成立したりとか。

話題が多いというのは非常にキーポイントだと思っていて、深い議論をする場というよりは、浅くいろんな会話を雑踏のなかで楽しむ、みたいな楽しみ方が良い気がします。多分すごく内輪な会話で盛り上がるというのもいいのですが、それは普通のチャットでやった方が効率もいいと思います。それから、チャットへのメタチャット的な要素もあるかなとか。このTwitterを入り口に別のチャットに行くとか。という感じです。

まとめ

... 長いですね。一言でまとめると、Twitterとは(僕にとって)、ユルさが心地よい会話型ブログサービス。ぐらいでしょうか。。

*1:ちなみに、僕は超微力で夏ライオンというMac専用クライアントをお手伝いしていたりします。(夏ライオンTwitterで知り合った@akrさんという人のOSSクライアントです)